<南都七大寺>

鑑真の創建した唐招提寺を除いて他は朝廷による官立寺の為 
国家鎮護・万民安楽・疫病平癒の祈願と伝来仏教の教義を
大勢の僧侶や学生(がくしょう)が学び修めていた

遣唐使のいた奈良時代 平城京はシルクロードの文化であり 技巧も仏像や仏教美術の工芸品の輸入も盛んに行なわれその収蔵庫として
現在 東大寺の正倉院・興福寺の国宝館・唐招提寺の新宝蔵などに
たくさんのお宝が眠っている


奈良の町が古代日本の首都として栄えたのは710年〜784年のわずか74年間だけ
その後の "南都"はそれまで主役だった一級寺院を"南都七大寺"として巡礼を楽しむところとなった

奈良時代には寺は国づくりの柱となり国分寺の建立・東大寺大仏の造立を国家事業として行ない僧侶は官僧として国の安泰を祈祷し仏教の研究に専念することが役目であったようです


南都七大寺とは

東大寺・ 興福寺・ 元興寺・ 法隆寺(又は唐招提寺)・ 大安寺・ 西大寺・ 薬師寺
聖徳太子 大安寺 http://www.daianji.or.jp/ 3/1〜5/9 9:00-16:00(受付) 馬頭観音立像(重文)
光明皇后 法華寺 https://hokkejimonzeki.or.jp/ 3/20〜4/7・5/1〜5/9・6/5〜6/9 9:00-16:50(受付) 本尊十一面観音立像(国宝)
称徳天皇 西大寺 http://www.naranet.co.jp/saidaiji/ 1/15〜2/4・10/25〜11/15愛染明王特別開帳 愛染明王坐像(重文)善財童子(重文)
天武天皇 薬師寺http://www.nara-yakushiji.com/  東塔(国宝)は平成21年より10年の解体修理の為平成31年まで覆屋に囲われています 薬師三尊像(国宝)・聖観世音菩薩像(国宝)・八幡三神像(国宝)

東大寺は総国分寺として創建・ 興福寺は藤原不比等により現在地に移転・ 法隆寺は聖徳太子一族の繁栄と滅亡の地

奈良は日本書紀に始まり日本の仏教興隆の拠点であり、田園風景の中にも歴史を感じられる場所です。

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